YOU YU 時遊 -ゆうゆうじゆう-

あなた と わたし で人生という時間を自由に遊ぶブログ。……を目指して成長するブログ。

47都道府県旅してみて

にゅ!

 

ゆう です!

 

 

私は大学生のうちに日本全国

47都道府県に訪れました。

 

主に夏休みや春休みなどの

長期休みを利用してリュック一つ

背負い巡りました。

 

お金があまりなかったので、

ほとんど青春18きっぷを使っての

鈍行列車の旅でした。

 

宿もだいたいネカフェ。笑

 

もちろん鈍行列車だけじゃなく

ロードバイクや夜行列車なども

使いましたし、

 

旅館やテントに泊まったことも

ありました。

 

 

いろんな方法でいろんなところに

自由気ままに行ける。

 

いろんな景色を見れて、

いろんなものを食べられて、

いろんな人に出逢える。

 

旅の醍醐味ってやつです。

 

 

旅をするのに、

たくさんお金を使いましたし

たくさん時間をかけました。

 

旅以外にもっと有意義なことに

使えばよかったのに。

 

なんて思う人もいるかと思います。

 

 

もちろん価値観は人それぞれですが、

僕にとっては旅が何よりも有意義だし、

旅をして得た経験はお金では買えません。

 

私は生涯旅をしていたいです。

 

 

松尾芭蕉の『おくのほそ道』という

紀行文作品がありますが、その序文に

 

月日は百代の過客にして

行き交う年も又旅人なり

舟の上に生涯を浮かべ

馬の口とらへて老いを迎ふる者は

日々旅にして旅を栖(すみか)とす

古人も多く旅に死せるあり

 

という文があります。

 

 

私はこの文を、

 

流れ去る時間は旅のようなもの

生活している人は皆

日々が旅で旅に生きている

昔の人は旅中に死ぬ者が多かった

 

という風に解釈しています。

 

中学校の国語の授業でこの文に

出会ったとき、なぜか胸を打って

感動し毎晩のように読んで暗誦して

いました。

 

思えばこのときから旅への憧れが

あったのかもしれません。

 

また、教師を志したとき科目を

国語に決めたのもこの感動を

味わったからという理由も

あります。

 

 

私も生涯を旅に捧げ、旅に死にたい。

そういう人生を過ごせたら、

何にも思い遺すことなく天国へ

行けるでしょう。

 

 

まさに大学時代の47都道府県の旅が

人生を決定づけたのです。

 

たった4年間の経験で人生観を

確立させられたこと。

 

それこそが47都道府県旅してみて

一番よかったことかなと思います。

 

 

次は世界中を旅してみて、

どんな経験や価値観を得られるのか。

 

楽しみです。

 

 

ゆう